4月28号星期四(木曜日)ぼくたち、わたしたち

さて今回からは文法編。
まずは大事な人称代名詞から見ていきましょう。

一人称単数、「私」に相当するのが
(wǒ)
ですね。
「私」でも「僕」でも「俺」でも
自分自身をさせばすべて「我」。

一人称複数にあたるのが
我们(wǒmen)
咱们(zánmen)
です。
「われわれ」、「わたしたち」、「ぼくら」ですね。

ちょっとこの「我们」と「咱们」についてですが、
注意が必要です。

「咱们」は話し言葉として用います。
「わたしたち」ということで使うのですが、
言う時はその「わたしたち」に含まれる範囲について
気をつけなければなりません。

「我们」というのが、
私を含むそのグループを範囲とするのに対して、

「咱们」は
話し手である「私」と聞き手である「あなた」の
双方を範囲とします。

「私たちはゴールデンウィークに遊びに行くけど、
 あなたはどうする?」
といった内容では「我们」を使いますが、

「私たちはゴールデンウィークに遊びに行きましょう」
となると聞き手も「私たち」に含まれるので
「咱们」と言う方がよいのです。

「咱们」は仲間意識というか、
親しみを表す語といったらいいでしょうか。

基本は複数で「わたしたち」なのですが、
「咱们」は単数扱いで使われる場面もあります。

たとえば、迷子になった小さな子に対して、
「咱们怎么了?(Zánmen zěnme le?)
「ボク、どうしたの?」なんて聞いたりします。

日本語でも、この時の「ボク」は
一人称で自分自身を指す語というわけではないですよね。
「咱们」はとくに子供に対して用いられるケースが多いです。

さて、「咱们」はややこしいそうだ、と思われた方。
留学や旅行に行くなら南方をお勧めします。

南方方面であれば「咱们」と「我们」を使い分ける必要がなく、
すべて「我们」でOKです。

それから小ネタをもう一つ。
日本では、「吾輩」は一人称単数の意味で使っていますが、
中国で「吾輩(wúbèi)」と表記した場合、
=我们、つまり「わたしたち」の意味になります。
夏目漱石の『吾輩は猫である』を
『吾輩是猫』としてしまうと「我々は猫である」と
なってしまいます。
翻訳タイトルは『我是猫』ですよ。

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