6月26号星期天(日曜日)蚊の詩、再び

蚊の詩を探していたら、
中唐の自然派詩人韋応物(Wéi Yīngwù)
「詠琥珀」
「琥珀を詠む」という詩を見つけました。

詠琥珀(yǒng hǔ pò) 韋應物

曾為老茯神 zēng wéi lǎo fú shén
本是寒松液 běn shì hán sōng yè
蚊蚋落其中 wén ruì luò qí zhōng
千年猶可覿 qiān nián yóu kě dí

曾(かつ)て老茯神たり
本(もと)は是れ寒松の液
蚊蚋 其の中に落つ
千年 猶お覿(あ)うべし

かつて老茯神といっていたもの
本来これは寒松の樹液である
蚊や蚋(ブヨ)がその中に落ちた
千年前の姿と猶おまみえることができるのだ


茯神とは漢方薬に用いられるものだそうで、
鎮静作用などがあるようです。
琥珀は松やになどが
地中で化石となったものですね。

韋応物さん。
さすがに自然派です。
千年前の蚊とのご対面。
たとえ蚊であっても
その昔をしのぶ対象とすることが
できるのですね。

虫が入ってしまった琥珀は
やはり珍重されているのですね。
わたくしはこの描写で
『ジュラシックパーク』を
思い出してしまいます。
琥珀の中に閉じ込められた蚊から、
蚊が吸った恐竜の血液を採取し、
その中に含まれるDNAから
恐竜を蘇らせる、っていうあれです。
なんとなく太古のロマンって感じですね。

中国では、この虫入り琥珀を
よく売っているのですが、
太古の虫とは限りませんのでご注意を。
現世の虫を樹脂で固めたり、
商品にならない琥珀を溶かして
虫を入れて再度固化させたり、
という商品が氾濫しているとのことです。

わたくしは
本物だろうが偽物だろうが、
こうしたもの(虫入り)を
買おうなんて思いません。
価値があるものなんだろうなぁとは
思いますが、
だってその中にいるの「虫」じゃないですか。
安眠妨害する「蚊」とかですからね。

不要。(bú yào.)
「いらない。」

です。

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