9月14号星期三(水曜日)銭塘江大逆流

中秋の名月の12日、
浙江省の銭塘江で
有名な大逆流がありました。
海水が引力の影響で
河川に流れ込む現象ですね。

海啸(hǎixiào)と呼ぶのですが、
今年は海啸のもう一つの意味の方が
有名になってしまいました。
そうです。
「津波」の意味ですね。

言葉の話はそのくらいにして、
この銭塘江の逆流は
見物客でいつも混雑します。
無事でいられるなら
自然が作り出すショーという
事なんでしょう。

唐代にも
この大逆流を見物していたことが
分かります。
過去には波の高さが9mくらいまで
達したこともあるそうです。
今は4~5mくらいで安定していると
いうことです。

「浪淘沙」という詩が
唐代の劉禹錫にあります。
九首の連作のうち、その七番目が
この銭塘江の様子だとして解されています。

八月濤聲吼地來 bāyuè tāoshēng hǒu dì lái
頭高數丈觸山迴 tóugāo shǔzhàng chù shān huí
須臾卻入海門去 xūyú què rù hǎimén qù
卷起沙堆似雪堆 juǎnqǐ shāduī sì xuěduī

八月涛声 地に吼えて来たり
頭高きこと数丈  山に触れて迴(めぐ)る
須臾(しゅゆ)に却(しりぞ)き 海門に入りて去り
沙堆を卷き起こすこと 雪堆に似たり

旧暦8月ですから、
まさに今時分ですね。
涛声は波の音。
これが地面に向かって吼えてくる。
ごごごーって音ですね。
ちょっと嫌な音に感じるようになりました。
その波が数丈の高さ。
葛飾北斎の浮世絵のような
イメージでしょうか、
波が山のようにせりあがっている状態。
この高さが数丈。
一丈で大体2~3mといったところ。
先ほどの記録に即していますね。
で、すぐさままた海に帰っていく。
巻き上げた砂を雪が積もったあとのようだ
と言っています。

詩人は冷静に鑑賞していますね。
以前はこの現象を生で見てみたいと
思っていましたが、
今はあまり思えません。
見るなら劉禹錫同様に
冷静に観察するんだろうな、と
思います。

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